「冷え」ってなんですか?

30年近く栄養のコンサルティングをやっていますが、最近は本当に「冷えている」人が増えました。冷え対策で悩んでいる人も多いと思います。

冷え(低体温)は単に手足が冷えるだけでなく、内臓が冷えることを意味します。体の温度とは、つまり血液の温度で、体温が低い状態では体中の細胞に充分な栄養と酸素を供給することができなくなります。

体温が1度下がると、免疫力は30%以上低下する」とも言われているように、体温と健康状態はまさに直結しています。最初は「なんとなく冷えている」という感覚かもしれませんが、冷え対策を怠ると様々な病気になるリクスが高まってしまうのです。

体温が低くなると酵素の働きが大幅にダウンするため、代謝が悪くなり、徐々に体調不良になっていきます。
ひまわり温熱は、深部温度を上げることができるので、これらの症状の改善にとても効果的です。

元気になるための3つのポイント

いつまでも元気に、そして今の自分のベストな健康状態を保ちたい。 病気にならないだけではなく「常に最高の状態」でいるためには、栄養(食事)・運動(血 流)・メンタルケア(ストレス対策)の3つのバランスが大切です。

良い食事やサプリメントでちゃんと栄養を摂っていても、血流が悪ければ体全体に届けることができません。また、ストレスが多い生活はビタミンやミネラルなどの消耗が激しく、体への負担が大きくなってしまいます。

そして、なによりも重要なことは「体温を37°Cに維持すること」です。 日頃から運動をしている人も、もしも体温が低いようなら要注意。血液が冷えていると、それを循環させても効果は半減してしまいます。

そして「体温が36°Cから1°C下がると 免疫力が30%低下し、逆に1°C上がると500〜600%上昇する」と言われています。人はたった1度の温度差で大きく体調が変化し、低体温では体はきちんと機能できなくなってしまうのです。正しい冷え対策で元気な体を手に入れましょう!

ひまわり温熱器は体の中から温めると同時に、血流を改善する効果がありますので、最高の健康を実現するために大きな効果があります。

血液の流れはこんなに重要って知っていましたか?

血管は、太いものは20〜30ミリの直径がありますが、そこから枝分かれした末梢の血管は7μm(1000分の7ミリ)しかありません。赤血球が8μm、白血球が10〜20μmの大きさですから、毛細血管を通るときには赤血球や白血球は身をよじるようにその形を変化させて通ることになります。末梢血管の血流が悪くなりやすいのはそのためです。

血行が悪くなると全身に酸素や栄養がいかなくなると同時に内臓の温度が下がり、特に腸・腎臓・肝臓・胃の温度が適正温度を保てなくなります。

特に低体温の影響を受けやすいのが腸です。腸内細菌や酵素が活動するためには37°C〜43°Cくらいがちょうど良いのですが、体が冷えているとほとんど活動できず、十分な免疫細胞・酵素・ホルモンが作られなくなります。冷え性対策には、血流の改善が欠かせないのです。

免疫細胞の約70%は腸にあり、残りの約30%の免疫細胞は血液にいて全身をパトロールしています。そして酵素は、消化吸収、血液、筋肉、骨を作る代謝にはなくてはならないものなので、腸内細菌と酵素が働かなくなることは、体にとっては致命的欠陥につながります。

体温が上がるメリットはこんなにあります!

血液がさらさら、免疫力もUP

血液の温度があがると全身の体温があがり、体がぽかぽかとしてきます。そして、血管が拡がって血圧が下がってきます。 サラサラと血液がながれ、パトロールをしている免疫細胞の動きも活発になるので風邪になりにくく、がんのはじまりの奇形細胞にも素早く対処してくれます。また、栄養が全身に運ばれるため、細胞レベルで元気になります

疲労回復

血液の役目は、必要な栄養や酸素を運ぶことに加え、老廃物を持って帰り、腎臓を通して排泄すること。老廃物がたまっていると全身のだるさや顔色の悪さが目立ってきます。血液がサラサラ動くと老廃物が早く処理され、肩凝り、腰痛、関節痛のほかひどい全身の筋肉疲労やだるさ、夏バテなどの不快な症状の緩和に役立ちます。

腸内細菌の働きが活発に

腸の温度は、腸内細菌が活発に働く36°C〜40°Cが理想。酵素も40°Cで最も活発に動きます。
便秘や下痢、不眠症やうつも腸内細菌の働きに関係しており、第2の脳と言われる『腸』は、本当に大切。栄養の吸収も腸で行われます。

ダイエット

体の冷たい所ほど痩せにくく脂肪がつきやすい、逆に体を温めると脂肪はつきにくく痩せやすいといわれます。
からだの隅々に栄養が行き渡ると、健康的にやせていきます。また、血行がよくなるためお肌の透明感が増すなどエステ効果も抜群。90分の施術で顔色が全然違います。

血圧を正常に保つ

血液がさらさら動くことは、血圧を正常に保つための必須条件。ドロドロしていると毛細血管は滞り、血圧は上がってしまいます。体温を37°Cに保つことは、血管を若々しく保つことと血液をサラサラに保つことに直結しています。

メタボリックを防ぐ

内臓まわりが冷えると消化吸収がスムーズに行われなくなり、老廃物が溜まり、代謝が低下して体全体がパワーダウン。さらに胃腸の機能低下や自律神経の乱れなど、様々な不調にも繋がります。
基礎代謝のエネルギー消費の割合は内臓が38%、筋肉が22%、脂肪が4%、その他が16%と言われています。つまり、内臓を温めてしっかり働かせることがメタボリックを 防ぐ近道なのです。

酵素の働きを活発にする

栄養の分解・吸収、細胞の新陳代謝、エネルギーを作り出すなど、酵素の働きはさまざまです。酵素は、体温が高いほど活発に働き、反対に体温が低いと働きが低下するため、低体温は体のいろいろな機能低下の原因となります。

がん細胞の増殖を防ぐ

正常な細胞のほとんどが好気性といって酸素を使ってエネルギーを作りますが、がん細胞は嫌気性といって酸素を使わないでエネルギーを作ります。そのため、低体温で血流が悪く酸素がいかなくなるとがん細胞は増殖し、正常な細胞は元気がなくなります。また、体温37°C以上では、がん細胞を攻撃してくれるリンパ球の働きが良くなるため、既にがんになってしまった人も、体温を上げることは大きな効果があります。

ぐっすり眠れる

ひまわり温熱器はぽかぽかと心地よい温かさで、体全体を温めてくれるため、副交感神経が優位になり、より深く、よりぐっすり眠れます。 また、体温が上昇し血流も良くなるため、疲れた体をより早く回復させる効果もあります。

冷え性対策で大切なのは「深部温度」を上げること

1日1回、体温を上げよう!

1日1回体温をあげると免疫力が活性化し、がん、糖尿病、脳血管疾患をはじめとする生活習慣病やインフルエンザや便秘などから、遠ざけることができるため、元気に年を重ねられます。

免疫力が上がるというのは白血球が増えると言うことではなくて、血流が良くなりパトロールしている細胞の能力が高まることを示します。血流が悪いと攻撃隊の細胞が集まりにくくなり、ウイルスなどの異物に免疫機能が負け、その結果として発病してしまいます。

また、消化・分解・吸収、細胞の新陳代謝、エネルギーの生成、ホルモンの生成、筋肉を動かす事などは、すべて酵素を必要とする化学反応です。この酵素が効果的に働く体温は 37°C台で、高ければ高いほど酵素の働きはよくなります。

酵素を食事で摂っても体が冷えているとその効果は発揮されません。また、酵素が壊れるのは 48°Cなので、体温の上げすぎを心配する必要はありません。

一時的ではなく、恒常的に体温を上げる

通常体温は脇の下や舌下で計りますが、胃や腸、頭や手足など、場所によって適温が違います。健康なひとの胃腸は約40°C。この温度があったら便秘や下痢、消化不良や胃痛なども起こりません。

内臓の温度が 上がると血行がよくなり血流量が増えます。その結果、体中の細胞に充分な酸素と栄養が行き渡るため筋肉の修復もスムーズになり、骨も丈夫になります。

低体温の正体は、ドロドロ血液

ストレスは自律神経とホルモン、両方のバランスを同時に乱してしまいます。自律神経の乱れは、交感神経でも副交感神経でもどちらが乱れても結果として低体温と血流障害を招きます。